80000→今から800年位前の、碗なり形の高麗青磁白黒象嵌、花紋の三島盃です。見込み側面3ヶ所に花を白で葉を黒で表し、見込みは白象嵌で花弁を表現しています。この手はどうしても片面が黒ずんでたり、茶黄色のカセがあったりで、二色に片身替わりしてるものが多いですが、こちらは上がり良く青磁釉に目立つカセは観られません。もう少し青磁の色が濃かったら20以上、盛期の陰刻花紋様だったらもっともっと評価の高い盃なんです。今から10年以上前に、お世話になっている日本橋の古美術商から同形の見込みが花じゃなくて、唐子が三人遊んでいる象嵌盃を勧められました。口径と高さは出品物と同じサイズで、口辺に何ヵ所か金直しがあって、価格はなんと200でした。その後、東京美術館倶楽部で見せられた完品は700でした。いや~高麗青磁盃、恐るべしです!サイズは、口径8.4×高さ4.9cm位です。口辺の窪みは窯傷で釉薬が掛かっています。
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |