中棹の紅木の三味線です。全体に綺麗なトチがあります。金細、綾杉に施されています。北海道函館の料亭で芸妓さん等が使っていた三味線が、使われなくなりしまってありました。私は津軽三味線を弾く者で細棹中棹には詳しくありませんが、この出品を依頼されました。使われていた名取の方のご年齢や料亭の営業していた時期からしますと、昭和中期の三味線でしょう。持ち主のお孫様が私の所へ持ってくる前に、ご自宅近所の三味線店で糸巻き調整、皮貼り等済ませています。表に人工皮がはってあります。裏は猫皮のままです。三味線店でリペア済みでしたので、私が糸を通して弾きましたがすでに美しい音色を奏でています。持ち主様の考えで、使われていない三味線を所有しているより、誰かに安くお譲りして使って頂きたいとのことですので、この三味線にご興味をお持ちの方は既にご存知であると推測致しますが、このお値段で買えることは普通ではないと考えます。写真10枚目の中から駒、撥、ケース等全て一点ずつおつけ致します。これらの付属品もすべて蔵から出してきたものです。眠っていた三味線を使っていただける方を探しています。お気軽にご質問等、お声がけくださいませ。出来るだけご要望などお受けしてお取引させて頂きたいと思っておりますが、中古の三味線であることをご理解いただけない方はご遠慮ください。またここで販売することは出来なそうなのですが、見事な象牙の撥、駒などもございまして、そちらも応相談ですが付けさせていただくこともできます。ご思案くださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > 和楽器 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |